幼なじみの銀髪男。【完】
「おい來輝どうした!?」

「マドンナちゃんから電話じゃなかったの?」



「まさか希美になにかあったの?」



「ノンが…ブラスタに捕まった。」



「「「はぁ??」」」



3人一気に声を上げた。
それと同時に他の奴等もざわついた。




「わりぃ。孝バイク借りる。」



「おいッお前1人で?」



「あんな奴等俺1人で十分。」



「馬鹿か…いくら來輝でもあの人数は無理だろ。」


まぁな…。
ブラスタの人数はハンパねえ。

総人数…300人。

まぁ全員は居ないだろうが100人はいるだろ。



「けど、これは俺が売った喧嘩だからな…
それに、好きな奴守れなきゃ男じゃねえだろ…」




「わかった。けど、なんかあったらすぐ電話しろ。」



「あぁ。」



「俺のマドンナちゃん傷つけんなよ?」



「俺のだし…」


孝の奴め…。
後でぶん殴る。




「來輝!絶対死んでも希美は連れてきてよ!!」




つか死なねーし。



ぜってえ連れて帰ってくる。
まだ気持ち伝えてねえし…


ノンはぜってえ俺のにするんだから。




俺は、孝のバイクにエンジンをかけブラスタのあじとへバイクを走らせた。





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