幼なじみの銀髪男。【完】
溜まり場に着くと、
真っ先に孝君がやって来た。



「マドンナちゃあん~。
無事だった?怪我はない?」



「もう大丈夫。孝君ありがとうね。」



「よかったぁ~。」


ギュッ



え……。


孝君は私にギュッと抱きついた。




「もぅ~。俺マドンナちゃんが居なくなったらどうかなっちゃうよぉ~」




「アハハ…ありがとう。

あの…孝君。離れてほしいなぁ~」



…ライの視線が凄く恐いんですけど。。。






「孝…離れろ。。
ノンは俺のだ。」




眉間にシワを寄せて、
今にも拳を振り落としそうだった。




「え~マドンナちゃん來気のになっちゃったの~!
嫌だ。來気にはあげなーい」



にも関わらず孝君ったら
わざと離れない。



「孝…お前殺す。」



「わかったから、殺すな。」



ライのあまりの恐い顔に孝君は慌てて離れた。



「ふふ…希美愛されてる~♪♪」



京華変なこと言うから、顔真っ赤になるし、
またニヤツイテしまうぢゃない…汗;





< 138 / 156 >

この作品をシェア

pagetop