幼なじみの銀髪男。【完】
それに比べて……。

「ノン弁当くれ!」


「はぁ?自分のは?」


「ねぇ。あ、唐揚げもらいー!」


「ちょっと取らないでよ~!泥棒!」


人の弁当を盗み食いする意地悪なやつ…。


「そんな食ったらデブになる。」



「デブで結構!余計なお世話だっつーの!」


「希美!私のあげるから機嫌直しなさい。」



もー。ライの馬鹿。


「あー眠い。ノン膝枕。」


「は?ちょっと辞めてよ。」



「いい肉付きしてんなっ
お休み~。」



ライは私の膝の上で勝手に寝転がりすやすや眠った。


てかマイペース。
ちょっとは照れたりしないのかな。



昔もよくしたけどね笑っ



「本当昨日の來輝とは全然ちげーな笑っ」



葵君はそんなライを見て爆笑していた。



そんなにライは恐くなるのかな。


ま、喧嘩したら恐くなるのは当たり前かッ





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