幼なじみの銀髪男。【完】
キーンコーンカーンコーンッッ


ん?チャイムの音がする。
って…私寝ちゃったあ!!

「ライ!起きて!」


膝の上のライは一向に起きない。


てか今何時?

そう思った時、


~♪~♪~♪~♪

携帯がなり、京華からの電話だった。


「もしもし?希美~!
いつまでいちゃついてんの?」


「いちゃついてないし、ってか起こしてよー!」


「気持ちよさそーに2人して寝てたからついね笑っ
もう学校終わってるよ?
何時ものとこ居るから早くおいでねー♪」


え…もう放課後?
って事は授業2時間もさぼっちゃったの!?


まだ転校して間もないのに~。



「ったく…ライ!いつまで寝てんのよ!!」



「あ~?なんかよう?」



「何か用じゃない!!
いい加減起きてよ!もう放課後だよ?葵君たち待ってるって!」


ペシンと頭を叩き無理矢理起こす。



「いってぇな!もうちょいましな起こし方ねぇのかよッ」


あらッご機嫌斜め。


「ったく、その寝起きの悪さ直したら?ほらいくよ!」



無理矢理どかし、寝起きのライを引っ張り何時もの溜まり場へと向かった。




ったく私は保護者か!



< 23 / 156 >

この作品をシェア

pagetop