幼なじみの銀髪男。【完】
「ノン今日は悪かったな。捲き込んで…。」



「いいの。私もいけなかったし。」



「ま、ノンには俺がいっからよ!」



不器用に頭を撫でて、
んぢゃあと帰って行った。


なんか…ドキッとした。
ちょっとライがかっこよく見えた気がする。


幻覚か!?



「あら?今のライ君?」



「お母さん!!仕事は?」


「今日は早晩だから。
ねぇねぇイケメンになったわねぇ。」



ちょうどライが行くと同時にお母さんが帰ってきた。


「あの銀髪頭の何処がいいんだかッ」




「個性的でいいぢゃない。ライ君昔から希美にぞっこんだったし。付き合えば?」


お母さんのいい加減発言には困った。



久しぶりに夕御飯が食べれたけど、ライの会話しかしていない。




喧嘩上等なんだよ?あの子は…笑っ





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