幼なじみの銀髪男。【完】
校舎を出ると、


「希美ちゃあん~♪」

後ろから声を掛けられた。

「坂上君…!!」

葵君のクラスの坂上君。
今日私が振った男の子だ。


なんか気まずいんだけど…


「今日は1人なの??」


「うん。まぁ…」


「ぢゃあ一緒に帰ろ♪
俺もこっち方面だし、希美ちゃんともっともっと話したいしさっ」


ニコニコ明るく話す坂上君。



「坂上君って元気だょね。ふふっ」



勉強もできるし、なんてゆうか王子様タイプ?



話やすそうだし、
ライとは大違いだよ…笑っ


「希美ちゃんだからだよ?好きな人と話したら嬉しくてついテンション上がるんだよね笑っ」



「へ?……」



そんな正直言われたら
ドキっとする。



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