幼なじみの銀髪男。【完】
次の日。。。


「希美希美ー!!」

朝、教室に着くと京華が慌ただしくやって来た。



「京華どうしたの?
てゅか風邪は?」


「あー治った治った。
それよりそれより、希美來輝と昨日なんかあった?」


「ライと?別に何もないよ?しいて言えば、昨日ライの態度にちょっとムカついて帰りライに帰るの誘われたけど、坂上君と帰ったくらいかな。」



「それだ…!!」


何かを思いついたように手をポンっと叩いく京華。



それがどうしたんだろ。



「昨日、來輝乱闘起こしたらしいのよ。」


乱闘…??

って來輝また喧嘩したんだ。

ったく…



「それがさ、葵が言うには來輝から喧嘩売ったらしいんだよね。
それも、ブラスタの奴らしいの。」



「ブラスタ??」


?を浮かべる私に、京華が丁寧に説明をしてくれた。


ブラスタ……ブラックスター★

地元でNo.1のチーム。


喧嘩は勿論の事、人数も最大、チームの中では最強と言われている暴走族だ。


普通の人でも気に入らなかったらボコボコにするらしい。


汚い手を使うのは当たり前。



「そのブラスタのしたっぱらしいけど、そいつらに喧嘩を売っちゃったらしい。

まぁ勝ったらしいんだけど…

來輝、自分から喧嘩とかもうしないって葵に言ってたらしいから、なんかあったのかなって、」




「でそれが私が原因?」


私が原因ってなんで?
ライの喧嘩は今にはじまった事じゃない。




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