冷たくしないで。
あれは…去年のこと。私たちが高校2年だったとき(ちなみに今は3年です)、廊下を歩いていたら、ある先生に

「お、ちょうどいい時にあったな♪」

…嫌な予感。

「…ナンデスカ。」

「いやな、この資料を運んでくれる優しい優しい生徒を探してたんだよ。」

「…私は優しい生徒ではないので…「じゃ、頼むな。」

重い…あの先生絶対私の言葉聞こえてたのに…

「はぁ…」

さっさと運んで、帰ろ。
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