お姫様の苦悩
また姉だろうとモニターも確認せず玄関を開けたら、菓子折りを持った若王子さん。
よろしくお願いしますって………
「これで蜜姫さんと一緒にいる事が出来ますね。」
「若、王子さん?」
「802号室なんです。隣だからいつでも会えますよ。」
私の部屋は803号室で隣は1ヶ月前から空部屋だった。
隣に引っ越して来るなんて………信じられない。
「素顔の蜜姫さんも可愛いですね。」
「はあ……。」
思いたったら即行動なんて言うけど、若王子さんはまさにそれ。
行動的な人って、好印象だったけどそうでもないなと考えを改めた。
毎日待ち伏せするわ、隣に引っ越して来るわ、次は合鍵でもこっそり作りそう……。
菓子折りを貰い、玄関を閉めようとするけど………
「若王子さん。」
よろしくお願いしますって………
「これで蜜姫さんと一緒にいる事が出来ますね。」
「若、王子さん?」
「802号室なんです。隣だからいつでも会えますよ。」
私の部屋は803号室で隣は1ヶ月前から空部屋だった。
隣に引っ越して来るなんて………信じられない。
「素顔の蜜姫さんも可愛いですね。」
「はあ……。」
思いたったら即行動なんて言うけど、若王子さんはまさにそれ。
行動的な人って、好印象だったけどそうでもないなと考えを改めた。
毎日待ち伏せするわ、隣に引っ越して来るわ、次は合鍵でもこっそり作りそう……。
菓子折りを貰い、玄関を閉めようとするけど………
「若王子さん。」