お姫様の苦悩
「今日は、洋服見ていいのがあったら買って化粧品も見たいしー。」
「洋服って……この前買ったよね?」
「私じゃなくて、蜜姫ちゃんの洋服買うのよ?まったく、お惚けさんなんだから〜。」
マイペース、自由人である姉にお惚けさんなんて言われたくない。
服装云々は無視して、軽く化粧をしクローゼットを物色中の姉を引き連れ家を出る。
「や〜んっ、蜜姫ちゃん見て見てー!綺麗ー、キラキラしてるし可愛いしお姫様の化粧品っ。」
着いた老舗デパートの1階で、早速ショーケースに飾られた化粧品の前で立ち止まり、キラキラと目を輝かせている。
私、芹沢蜜姫の姉、芹沢美奈は今で言う姫系やらプリンセス仕様全般に目がない。
姉といえ、人は人だし性別も女だし憧れるのもわかるが、自分の趣味を私に押し付けようと迷惑な事をしてくる。
「洋服って……この前買ったよね?」
「私じゃなくて、蜜姫ちゃんの洋服買うのよ?まったく、お惚けさんなんだから〜。」
マイペース、自由人である姉にお惚けさんなんて言われたくない。
服装云々は無視して、軽く化粧をしクローゼットを物色中の姉を引き連れ家を出る。
「や〜んっ、蜜姫ちゃん見て見てー!綺麗ー、キラキラしてるし可愛いしお姫様の化粧品っ。」
着いた老舗デパートの1階で、早速ショーケースに飾られた化粧品の前で立ち止まり、キラキラと目を輝かせている。
私、芹沢蜜姫の姉、芹沢美奈は今で言う姫系やらプリンセス仕様全般に目がない。
姉といえ、人は人だし性別も女だし憧れるのもわかるが、自分の趣味を私に押し付けようと迷惑な事をしてくる。