お姫様の苦悩
告白ってこんなに勇気がいるものだった?
OKが貰える可能性よりフラれる可能性の方がどんどん高くなってしまって、言って良かった気持ちと言わなければ良かったという気持ちとで、色んな事がグルグルと頭の中で回ってる。
譲さんの顔が見れなくて、グラスに視線を合わせたまま言ってしまったからどんな顔してるかなんてわからない。
顔を上げようにも、目が表情が全てが怖い。
どれくらい経ったのかわからないけど、ふぅーと息を吐かれ微かに体が強張る。
「勘弁してよ………。」
呟くみたいに発された言葉にもうダメだと思った。
毎日のようにアプローチされて、勇気のいる告白もしてくれたのに私の態度は冷めてるばかりだった。
なのに今さら好きなんて都合がいいよね………。
「フラれると思ってたのに………俺を殺す気?」
えっ、と顔を上げればほんのりじゃなく誰から見てもわかりやすぐらいに赤面してて、耳まで真っ赤になっていた。
OKが貰える可能性よりフラれる可能性の方がどんどん高くなってしまって、言って良かった気持ちと言わなければ良かったという気持ちとで、色んな事がグルグルと頭の中で回ってる。
譲さんの顔が見れなくて、グラスに視線を合わせたまま言ってしまったからどんな顔してるかなんてわからない。
顔を上げようにも、目が表情が全てが怖い。
どれくらい経ったのかわからないけど、ふぅーと息を吐かれ微かに体が強張る。
「勘弁してよ………。」
呟くみたいに発された言葉にもうダメだと思った。
毎日のようにアプローチされて、勇気のいる告白もしてくれたのに私の態度は冷めてるばかりだった。
なのに今さら好きなんて都合がいいよね………。
「フラれると思ってたのに………俺を殺す気?」
えっ、と顔を上げればほんのりじゃなく誰から見てもわかりやすぐらいに赤面してて、耳まで真っ赤になっていた。