白嵐
第1章
「姫〜起きなさ〜い!!」



…………んぁ?
この声は、お母さん?



『ん…………。』



まだ7時じゃん…
つか、今日、日曜日だし…


「話あるから、早く降りて来なさいね?」黒笑



『っ!!』

ヤバい…

バッ!!

「5・4・3」

ダダダッ

「2」

ガチャッ!!

『何!?』

はい。
ギリギリ間に合いました!!それはもう
瞬間移動!?っていうぐらい頑張って走りましたよ?

お母さんは怒ると怖いからねぇ〜
何せ、元レディース総長ですから〜


「あら〜早かったわね〜」
ソファーに座って、ニコニコ笑顔のマイ マザーこと、神谷 麗(カミヤ レイ)


…イヤイヤ、5秒カウントしたの貴女だよ?


『…で、話っ「姫〜華〜!!」』


ガバッ


『ウゲッ』


蛙が潰された時の鳴き声みたいだな……


その元凶である、

「オッハよ〜!!」

ハイテンション男が、マイ ファザーの神谷 一 (カミヤ イチ)


『はよ。…暑い。離れて?』


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