コール ミー アゲイン~そらへこの想いが届くように~
―責任―


「あ、もうすぐ待ち合わせ。二人とも、これとこれね、この辺でオッケーでしょ」


 慌ててそう言ったら、キナコともっちーはさっそく、慣れたタッチでメアドを打ち始めた。


 素早く相手が送ってきた画像に、二人がため息。


 すぐにきゃあきゃあとはしゃぎだした。


 ほどなくして彼らは現れたらしく、電車の中でメールを受け取った。


 紹介した手前、責任重大だ。


 私は携帯のナンバーを押した。


「あ、今こっち、彼が来たとこ。そっちの首尾は?」


 一応尋ねると、二人ともダメだったという。


「えー、なんで?」


 こう言っちゃなんだけど、二人とも、スレンダー美女のもっちーに、ロリータダイナマイツのキナコ。


 男なんか一発でオチると思ったのに……


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