*殺し屋くんと甘い恋?!









「俺は・・・彼女とデートの帰り・・・」





――――――――――――っ???!!!





その言葉に、正直殺し屋に殺すって言われるよりショックを受けた。





・・・・・・・・・陸斗・・・彼女、いたんだ・・・。



そりゃあもちろん、陸斗を本当に恋愛感情で見てたわけじゃないけど・・・





やっぱり悲しい・・・。





あたしの目に浮かんだ涙を見て、真城くんが笑う。




「はっ、資料に書いてあった
 弟に溺愛してるっつーのは本当だったんだな」




「・・・はぁっ??!何、資料って」





何故か恥ずかしくなって、あたしは顔を赤らめた。











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