*殺し屋くんと甘い恋?!
「てめえが真城唯人か?あぁ?」
反射的に目を瞑ると――・・・そんな声が聞こえて来て、あたしは目を開く。
「・・・ひっ・・・」
そして、短い悲鳴を吐きだすこととなる。
目の前には、手榴弾を投げようとしたポーズのままで固まっている真城くん。
その周りには―――・・・
学ランを着た、他中の不良たちが5人で真城くんを囲っていた。
ちょっ・・・・・・
なんか不良に絡まれちゃってるんですけど??!!
この人たち、ここら辺で有名な不良中の3年だ・・・。
どうしよう・・・ッ・・・