*殺し屋くんと甘い恋?!







真城くんの手からは手榴弾は消えているものの、機嫌はかなり悪くなっていた。






「莉桜、真城くんおはよ~」



「愛菜あああああ~・・・」






あたしは涙目になりながら我親友に抱きつく。




真城くん・・・田崎くんのことすごい形相で睨んでるんですが・・・。







「てめぇ…昨日からどういうつもりだ?あ?
 俺の邪魔ばっかりしやがって・・・・・・・・・
 ちょっとは空気とか読めねえのか糞野郎」



・・・・・・あからさまにケンカ売ってるし・・・。






「はは、ごめんごめん!!
 俺空気読めないとかよく言われるんだよなぁ!
 まー、朝友達見たら挨拶するのが筋じゃね?」




本当に空気が読めないのか、田崎くんはそう笑い飛ばす。




ちょ・・・・・・真城くん、・・・恐らく本気ですから・・・。













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