*殺し屋くんと甘い恋?!









「・・・は?友達?ふざけんじゃねぇよ。
 俺はな、誰も信用しねえんだ。
 お前みたいな馬鹿そうな奴、一緒に
 いるだけで疲れんだよ、分かったか」




そう言い捨てて、真城くんは学校の方にすたすた歩いて行った。





・・・はぁ・・・また助かった・・・






「・・・?俺、嫌われてんのかなぁ?」



きょとん、と田崎くんが顔を傾げる。





「や、真城くんは多分不器用なだけだよ!
 怒ってるのは、きっと莉桜と一緒に
 学校に行きたかったのに邪魔されたから
 でしょ~?もう、愛されまくりじゃん莉桜!」




「・・・・・・・・・・・・」









ずいぶん都合のいい方に解釈を・・・。




まあ、あたしと一緒に学校に行きたかったっていうのは強ち嘘じゃないかもね・・・。



多分通学路途中で殺されてたけど・・・(汗)









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