*殺し屋くんと甘い恋?!
「あっ、あのさ・・・真城くん!
この状況じゃ、みんないるし・・・・・・
あたしのこと殺せないでしょっ?
だから~・・・今は殺しのことは忘れて
あたしと一緒にお喋りしない?!」
殺される前に先手を、そう思いあたしは明るく真城くんに言う。
「・・・・・・・・・はぁ?」
訝しげに眉をひそめてあたしを見る真城くん。
「・・・あ、あたし・・・
真城くんに聞きたいことあるんだ・・・」
「・・・何?」
よかった・・・、会話ができそう・・・。
「あ、のさ・・・
あたしを殺そうとしてた人って誰なの?
あたしアメリカに知り合いいないし・・・
ほら、気になるじゃない、そういうの・・・」
あたしは声をひそめて真城くんに問う。
・・・だって、そんなの怖いじゃん。
自分が何も知らないまま死にたくない・・・!