*殺し屋くんと甘い恋?!
そんなことを思っていると、急に教室の扉が開いた。
――――そこであたし達の時が止まる。
入ってきたのは、金髪に着崩した制服・・・
不良、というのに分類される男の子だった。
あたし達の学校は、一応名門高として通っている。
だから、ここまでの不良なんて見たことがない。
・・・き、金髪だって周りに少ないのに~・・・!!
あたしは、怖さに少し涙が出そうになる。
でも、女の子たちは固まった後
「きゃ~っ!!」「かっこよくない?!」「やば~いっ」
なんて、黄色い声を発し始めた。