キミの隣
頼りになる人は誰もいなくて、本当に一人だった。

でもそんな時
キミが側に居てくれた・・・

初めてキミに会った時

あたしその日、初めて授業をサボった。

みんなが絶対来ない場所といえば・・・

【非常口階段】

‘ガチャっ’

ドアを開ける。電気とかはなく、少し薄暗いちょっと奇妙な場所。
‘カン、カン’

鉄の階段を降りる音。五段くらい降りると曲がり角がある。
そこに座ろ・・・

「誰?」

「えっ?」
男の人の低い声。
急に響いてびっくりした。

「すっすみません!」
あたしは急いで戻ろうとした。

「待って」

「え?」

振り向くとそこには明るい茶髪の髪色をした男・・・

「一緒にサボんない?」

「え・・・?」

彼の名前は【前田信也】

あたしは【加藤千鶴】
互いに自己紹介した。
笑顔が可愛くて、見た目とは違うく、性格はやさしかった。

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