雷の薔薇
エクレールローズⅠ
「このまま大人しくしていればいいというのか!」
紅い服に包まれた大司教達が集まっていた。
「エクソシストはまだやつを捕獲できず、死者も出ている。聖下、ご決断を!」
「さよう…。聖下にもしものことがあれば。民は迷ってしまう。」
目を閉じた…。
ふぅ…。それを望んでんのは貴方達だ…。私はただの飾り。
長いまつ毛が上がる。
「生誕祭に網を張ります…。我等にお任せを!必ずややつを…。」
「危険すぎます!御身を囮にするつもりですか?!」
青い十字架が揺れた。
「アレクセイ…。お前は黙っていろ!!」
ちっ…。血の気の多い野からが…。魔女の恐ろしさを知らない馬鹿が!
「フランチェスコ!貴様生誕祭は危険過ぎる…。民が巻き込まれる。」
「しかし手を打たなければ民に動揺が走り、教会の失墜に…。」
金髪が揺れた。
「では生誕祭にて…。私を囮に…。必ず民を守りなさい。神の御名に置いて…。」
「「神の御名において!!」」
「エクソシストは準備をしろ!私が指揮を取る!」
銀の十字架が揺れた。
紅い集団は十字架かがげ聖下に頭をたれ去っていく。
矢は放たれた…。
紅い服に包まれた大司教達が集まっていた。
「エクソシストはまだやつを捕獲できず、死者も出ている。聖下、ご決断を!」
「さよう…。聖下にもしものことがあれば。民は迷ってしまう。」
目を閉じた…。
ふぅ…。それを望んでんのは貴方達だ…。私はただの飾り。
長いまつ毛が上がる。
「生誕祭に網を張ります…。我等にお任せを!必ずややつを…。」
「危険すぎます!御身を囮にするつもりですか?!」
青い十字架が揺れた。
「アレクセイ…。お前は黙っていろ!!」
ちっ…。血の気の多い野からが…。魔女の恐ろしさを知らない馬鹿が!
「フランチェスコ!貴様生誕祭は危険過ぎる…。民が巻き込まれる。」
「しかし手を打たなければ民に動揺が走り、教会の失墜に…。」
金髪が揺れた。
「では生誕祭にて…。私を囮に…。必ず民を守りなさい。神の御名に置いて…。」
「「神の御名において!!」」
「エクソシストは準備をしろ!私が指揮を取る!」
銀の十字架が揺れた。
紅い集団は十字架かがげ聖下に頭をたれ去っていく。
矢は放たれた…。