あいつとの契約
「俺は人気者になりたい。 だから俺のイメージをよくするために、俺の道具になれ。 そうすれば俺から父さんにお前の父さんのことを頼んでやる」




「ふっ…うっ」




「どうだ? のるかのらないかはお前次第だぞ」




今考えると、小学生でこんなこと考えるなんてどんだけだよあいつは




「わ…わかっ…っ…た」




「契約成立」




あいつは笑いながらそう言った




悪魔のようなあいつ




それからあたしは契約に縛られた





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