MESSAGE
偽り
――達也――
うぅ……うぅ……
達也は2階に駆け上がるなり部屋に鍵をかけ、毛布にくるまる
額には凄い汗
ちくしょう…畜生……なんで俺がこんなに怯えないと行けねーんだ
あの遭難の時、ああするしかなかったんだ……
誰だって自分の命が大切じゃねーかよ……
くそ……誰だよ……誰が俺を殺そうとしてんだよ……
そっそうだ……あの探偵の坊主に犯人を暴いてもらえば……