MESSAGE
暗号
「うぅ〜寒い……」


行きよいよく外に出たはいいものの、外は真冬といわんばかりの寒さだった


「も〜、上着着てこないからでしょ」


「しゃね〜じゃんか、急いでたんだし。あいつに説教はゴメンだね」


早足で歩く俺に、駆け足で奈津はついてきた


「あっそれよりさぁ、うちの弟が俊に暗号だってさ」

そういって一枚の紙を差し出した
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