オレンジ色の朝に

今夜の予定




「ね、唯は今日どこ行くのー?」

乾かし始めたと同時くらいに朔が聞いてきた。




朔は首だけ少し後ろに動かせて、上目使いであたしを見る。


「えー?普通にご飯だけだよ」



今のあたし冷静に言えたことに拍手。


だってこの上目使い…
あたしでさえ、ちょっとドキッとしてしまう。



お客さんは……うん、イチコロだね。


まぁそんな事、本人には言わないけどねッ




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