オレンジ色の朝に



あたしが頭の中で1人で喋っていると
朔が続きの言葉を言ってきた。




「そっかー。どこに食べいくのー?」


「まだ決まってないけど多分代官山かな?」


待ち合わせが代官山駅だから多分そこら辺だろう。


「…誰と?」

あれ?いきなり声のトーンが低くなった気が…

まぁ、そんな気にしないであたしは質問に答える。

「友達とー」

「友達って男?」

質問に答えたら、すぐに朔がまた聞いてきた。


「………さっきから何?」
何か尋問みたい…。
今度はあたしが朔に問かけた。



するとすぐに返事が

「だって気になるんだもん」




『だもん』てアンタ…




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