オレンジ色の朝に


家が隣で昔から仲良かったからなのか、こんな無茶苦茶なことを言い出した。

しかも親同士&朔で勝手に話を進ませてしまい今に至っている。



もちろんあたしは反対しましたよ。えぇ

憧れの1人暮らしなのに誰にも邪魔させるもんかっ!
でもそんな主張は簡単に打ち砕かれてしまった。


お母さんが『じゃあ仕送りもしない。家賃も自分で払いなさい』
とにっこり言ってきたから。




……15歳にはかなり厳しすぎるお言葉。


そんな言葉にあたしは『わかった』なんて返事できるわけもなく…。


つーかその前に朔の大学中退にもっと反対しろよ早見家!
国立だったのにもったいない…


てゆーかお父さんも反対してください。

しかしお父さんは
『朔なら唯を頼めるよ♪唯!朔と住むからって襲うなよ?まぁ朔が唯を相手するわけないがな!ガハハハハッ』



はじめて父親をぶっとばしたくなる瞬間でした。



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