オレンジ色の朝に
あたしは朔の夕食、焼き魚を焼いていた。


朔は意外にも和食好き。
夕飯は和食!って朔の中で決まってるらしい。



他に味噌汁、ほかほかのご飯におひたしをつける予定。


いつもはもっと凝ってるんだけどね。

今日はあたしがご飯を食べに行くから少しだけ手抜きにしちゃった。



こうゆう日がたまにあるけど、朔は
『唯のご飯はいつも凝りすぎだから、たまにはシンプルなのも良い』って。



凝ってるつもりはないんだけどね。

お母さんのなんて、もっと凄かったし。


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