オレンジ色の朝に
そんな事を思い出してると朔の声がした。
「ゆーいー!俺のパンツは?」
恐らくシャワーを浴び終わったのだろう。
脱衣所から朔の声が響く。
あ、今日の昼に畳もうとしてたのにすっかり忘れてた!
「ごめん!まだ乾燥機ん中にある〜!」
「ほいほーい」
脱衣所から朔が寝間着と同じ服装で出てきた。
髪の毛はまだ濡れている。
そのまま部屋へ行きクローゼットの中を見てなにか探してる音が聞こえる。
、