君を好きになった日
でも、そんなの私のわがまま。


たっくんとの距離を広げていってしまったのは、私のせい。


「それにお前…琢海の事、まだ好きなんだろ?」



…え?

琢海って…たっくん。



何で私がたっくんを想ってるって知ってるの?



「昨日もさ、琢海と月島渚が一緒にいる時、ずっと泣きそうな顔してたぞ?」


…ずっと見られてた?

それに、泣きそうな顔?

必死に耐えてたつもりなのに…



「俺は琢海とバスケでずっと一緒だから、まだ会うけどあいつはさ…」



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