君を好きになった日
バタンッ!!!!!


扉が力強く開いた。

入ってきたのは…


「え?なぎ…さ?」

「…真麻、人の彼氏に何してんの?」

「えっ?私、何も…」

「嘘言わないで!だったら、琢海が『別れたい』なんて言うはずないもの!」

「別れたい?」



たっくん…

渚に別れなんて告げたの?


たっくんは冷たい瞳で渚を見る。


「お前さ、本当諦め悪いな。だから元からお前なんて好きじゃなかったんだよ」

「たっ、琢海?」

「自己中でわがままで、何かあれば権力で脅そうとする…」

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