サカミチ~君と奇跡の恋~



丹羽がいない準備前日。
友菜のやる気はゼロ・・・・・・ってことはないけど、ほとんどなかった。
  「丹羽いないんだからやんなくてよくね?」
村山はそういって去った。
みんな、丹羽がいなきゃだめ。
友菜もだめ。
でも、やるしかない。
  「あとちょっとだから、終わらせよう。」


みんなも少しずつ準備を終わらせた。
ステージに出る人たちも裏方の人たちも準備万端。
  「帰っていいよ」
そういう友菜の指示で、一人残らずみんな帰った。
一人で後片付けをしながら、丹羽の事を考えていた。

丹羽がいたら、こんなことも楽しめるのにな。
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