サカミチ~君と奇跡の恋~

近づく距離



もっと近くにいきたい。
そう思う日々。
友菜は、そろそろ行動をおこそうとしていた。



校外学習の日。
地下鉄で移動。
友菜は、愛莉の隣に座った。
愛莉と俊介の話を聞きながら、目と心は丹羽を見ていた。
愛莉ごめんね。
話全然きいてなかったよ。
地下鉄が大きく揺れた。
いたずらが大好きな俊介は、丹羽を押した。
そして
奇跡的に友菜の隣に座ってしまった。
丹羽の匂いを感じた。
腕が、触れそうな位置に・・・・・・
< 35 / 39 >

この作品をシェア

pagetop