双子☆Love
「……何だよ。話って。わざわざ呼び出すってことは、大切なことなんだろ?」



食事に行こうとしたとき、俺は優介に呼び止められた。




そして、優介の部屋に来てる。





「うん……。」





優介はいつになく深刻な顔……





「……僕、梨香にキスした。」





「はぁ!?」




あまりに衝撃的な報告で怒りより驚きが勝った。





「でも、ほっぺにだよ?」




「いや、場所よりもどういう経緯でそうなったんだよ?」




同意の上なら、俺は負けだな……。





「隣で寝ててさ、我慢できなくなった。」





「あのなぁ……」





今、沸々と怒りに似た感情がわいてきた。
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