ピュアハート





食事を終えて外に出ると、真夏の太陽がジリジリと照りつける。全身から一気に汗が噴き出る感じがする。


「うわっ。あっつう~。プールでも行きたい気分…。」


「そうだ。今度の土曜日、プール行く?その夜、近所のお祭りで打ち上げ花火があるんだ。よかったら一緒に見ない?」


「え!本当に?行きた~い!!」


「じゃあ、その日は帰りが遅くなるから、お家の人にちゃんと許可をとるんだよ。」


「はい!了解です!」


敬礼するように右手をこめかみのところにかざし、ピンと背筋を伸ばした。




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