ピュアハート

その夜、ユリカに電話して今日の事を報告した。


｢へー、よかったじゃん。今回は約束できたんだ。｣


｢うん！もう嬉しくって…。あ、そうだ。話変わるけどユリカて、いつから彼氏いたの？知らなかったよ。｣


｢はは…まあね。内緒にするつもりはなかったんだけど、何となく恥ずかしくって…言い出しにくかったのよ。それにマコって恋に恋する感じだったし…。｣


｢え…。そんな風に思われてたんだ。…ていうかそう見えるの？｣


｢うん。あんまり素直すぎて、恋愛の事知らなさそうで…。｣


そうなんだ…。ちょっとショック…。微妙に傷つくんですけどー。


｢ま、そう拗ねなさんな。これからは一杯恋バナしようね。おやすみー。｣


｢うん、おやすみ。｣