ピュアハート



「ご…ごめん!」


「いえ…。私の方こそごめんなさい!」


と、お互い謝った。

もう、心臓バクバク、顔は真っ赤、気まずい空気に何も言えず、俯いて座ってる私の頭をそっと撫でて、「行こうか。」と、言って停留所に止まったバスを降りた。

気まずいまま、待ち合わせをした場所まで帰ってきた。


リュウさんの顔が見れなくて、ずっと俯いたままの私にリュウさんが言った。





< 48 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop