傷だらけのラブレター




「で、やっぱり好きなんだよね?」

『えっと…』

「見てたらわかるよ。」




私が直也が好きだというのは、どうやらバレバレらしい。



浅野目くん以外にもバレてるのか不安になったけど、そこは気にしないことにした。




今の問題は、そこじゃない。



この浅野目くんを、どう対処するか。






「2人は、両想いなの?」





だけど、浅野目くんは私が対処するには、手強い相手だったみたいで。




その浅野目くんの、鋭くないようで、すごく鋭い目から逃げられなくなる。





< 167 / 459 >

この作品をシェア

pagetop