危険No.1俺様王子とド天然姫




「先生」



「なんだー?僚」



黒峰僚が、先生をよぶと
先生は上機嫌に答えた。



私と黒峰僚との態度が
全然ちがう…!



「俺と加奈、隣だから。
あと、そいつと同じ班に」



「いいぜ、皆
好きな席座っていいぜ」



先生が、そう言うと
皆、うれしそうに席を移動した。



私のおかげなのにー…
私が、黒峰僚と隣になるの
我慢しなかったら自由じゃなかったよ



「はぁー」



「加奈っ!一緒でよかったね
瑠維も一緒だし、黒峰様って
いいやつなんじゃない?」



「何いってんの?
いやな奴だよー!!」



「そう?」



黒峰僚の奴、那加まで
こんなにするなんてー!!



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