危険No.1俺様王子とド天然姫
「…そぉ~ですよぉっだ!!
どぉせ私なんか男の子に
免疫のない小さい女ですよぉ!!!」
「そんな怒んなって!
マジで悪かったての
代わりに、これ全部やってやっから
なっ?いいだろ」
そう言って、イケメン顔を
可愛いおねだり顔にして
私を見つめてくる彼。
卑怯だ!!そんな可愛い顔で
見つめるなんて
どんな子でもいいって言っちゃうよ。
「…ぅん」
「いい子イイ子。
でもな、ちゃんと僚って
呼んでくれよな?」
黒峰…違った。
僚…は、私の頭を撫でてから
作業に戻った。
「っぐす、へへ
頭撫でられるのって
気持ちいいね、僚」
「ガっガキみてえな事
言ってんじゃねぇよ」
んん!?照れてるのか…?