危険No.1俺様王子とド天然姫
「…あれ~?なんかまずい事
言っちゃったかな~???」
はぁ~~とため息をついた僚。
てっきり私は、意味分かんねぇとか
言われると思っていた。
でも、僚は安心したように
優しい笑みを私に向けていた。
「えっなに?」
「良かったわ、お前が
人とちょっと違ってて」
え?え?どういう意味??
「あんな、普通の奴なら
今の見たら怖がんの!
でも、お前カッコいいって
おもしれぇのな」
「んー…ありがとう?」
「お前にだけ、俺の宝みせてやる
すげぇカッコいいぜ」
やった!!宝物だって見た~い!!
私は、期待を胸に
僚について行った。