危険No.1俺様王子とド天然姫
…あれ?なにも言ってこない
気づいてないのかなぁ??
私は、思い切って顔を
上げてみた。
「きゃっ!!」
顔を上げれば目の前には
僚の意地悪そうな顔
「な~に照れてんの?」
「て、照れてないもん」
キャ~~~!!
なんでこんな目の前に
僚の顔があるの?!
イケメンだから
直視出来ないよ…
すごいドキドキしちゃうよ
「照れてるくせに。
やっぱ俺の事好きなんじゃねーの?」
「たった1日で好きになりません!!」
「俺はなったぜ?
加奈の事、今日好きになった」
「な!!私はならないの」
僚はじゃあ…と言って
私の耳元に口を近づけた。