鈍感彼女


ちょっと不機嫌になりながら体育館のすぐでたとこの掲示板に目をやった。

そこだけ人がたかってて、見ただけでなにか分かった。

「クラス発表だね。」

「そうだね!
やっぱあたし達はお祖母様が言ったみたいに同じクラスなのかな?」

「どこのクラスに行けば良いか分かんないし、見に行こうよっ!!」

おっ。
張り切り出しましたねっ!紗香。

「あ゙~…あ゙づぐるじい~」

人込みの中に入り、
必死で前に進んだ。
< 12 / 173 >

この作品をシェア

pagetop