鈍感彼女
そしてお兄さんが去って行くのを見ながらまたあたしは優花李さんを探し始めた。
「いたぁ!」
優花李さんを見つけ、
駆け寄った。
「優花李さんッ★」
「杏柚ちゃん!」
「交代の時間ですよっ♪」
「もうそんな時間だったのね!
ならあとは杏柚ちゃんに任せるわッ」
「はいッ」
「仕事内容は向こうのホワイトボードに書いてあるから、確認しといて!」
「分かりました!」
「じゃっ!
お先にぃ」
そう言って、みなさんに挨拶しながら帰って行った。
優花李さん…
モデルでもやっていけると思うなぁ…笑
ここにいる方みんな、
スタイル良いし…
あたし、場違いだよねッ
今更だけど…。