鈍感彼女


「なんで黙るんだよっ!」

「ご、ごめんなさいっ…。」

皆様の王子が目の前にいると思うとなんか調子狂うなぁ…。

「あと、その敬語やめろよっ!」

「う、うん…。」

…って、ぁあ゙~!!
仕事のこと忘れてたぁ!!
とりあえず校長室行かなきゃっ!

「あっ!
仕事あるからじゃあねっ!」

あたしは彼の返事を聞かずに走った。

慌ててかばん教室に忘れてたあ~。

しょうがない、今戻っても五十嵐君いるし
あとからでいいやっ♪
< 32 / 173 >

この作品をシェア

pagetop