鈍感彼女


「A組ってここで良いんだよねっ!?」

近くにいた女に訪ねた。
「えっ…はいっ!!」

また顔赤くして…。
『龍様に話しかけられちゃったぁ♪』

いやいや…
誰も`話しかけては'ないから…。

心で突っ込み、
A組に入った。

「――あ……。」

さっきのメガネの女か?
やっぱりメガネない方が良いと思うんだけどなっ…。?

一緒のクラスかっ。

挨拶代わりにからかってやろうっ!

俺はあいつの目の前に行きそのまま通路を挟んだ隣りの席に座った。

チラッと隣りを見ると、すっげぇ慌ててる姿が目に入った。

おもしれぇ…
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