鈍感彼女
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~チュンチュンッ
「ふぁ~」
重い腰を上げ、
学校の準備をし始めた。
「お姉ちゃん、今日は早いのねっ?」
ばかにしたような言い方をしてきた。
「お陰様でっ!」
こっちも負けじと言い返した。
カツラとメガネをし、
リビングに向かうと、お母さんがいた。
「お母さん、今日仕事は?」
「あたしは昼からなのっ♪」
「ってことはあたしがスタジオに向かったら、いつも通りいるわけね!?」
「そうねっ!」
話をしながら朝食をたべ、家を出た。