鈍感彼女
自分の気持ち
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『今日の放課後から委員の奴は仕事開始だ!!』
…今は担任のみっち―が委員会についてはなしていた。
放課後か…
渡された委員の紙を眺めた。
「さっそく仕事だねっ!」
「う、うん…」
紗香が紙を覗いてきた。
「あれっ?
今日の蔵書整理って、杏柚と五十嵐君じゃない?」
「へっ?」
…確かに紙にはあたしと五十嵐君の名前が書いてある。
「杏柚、チャンスッ!!
頑張りなさぁい☆」
「精一杯頑張ります。」