吸血鬼のオヒメサマ
「とにかく、なんで希羅ちゃんがあそこにいたのかとかは今度聞くとして、今は寝て『あそこにいたのは…あたしが村を追放されたから…』
愁の言葉を遮って希羅はいきさつを簡潔に話した。
自分がいるから災いが起こる。
自分さえいなければ村は幸せになる。だから捨てられて、何も言わず歩いていたら、愁が見つけた。と…
俺はその時思ったんだ。
無意識で…
守ってやりたい…
口には出なかったが愁にはわかったようで、 そうだね。と言っていた。
☆煉斗side end☆