あの日に帰りたい
3節~保健室~
「っんっ!」
「あっ!気が付いた?」「ここは?」
「あぁ…保健室だよ!」「あたし…」
(まだ、ボーっとしてて何であたしがここに居るのか分かってない!)
ふと、顔を上げるとサッカー部のユニフォームを着た男子生徒が心配そうにあたしの顔を覗き込む。
「大丈夫?ごめんね~!?俺の打ったボールが君の顔面に直撃したみたいで…」
あぁ…そうだった。小夜子に連れられてサッカー部の練習を見に行って、ボーっとしてたらボールが顔面直撃したんだった。
「大丈夫?頭痛く無い?」
「あっ!大丈夫です!」「ごめんね~!?」
「いえいえ!ボーっとしてたあたしが悪いんです!」
「ぷっぷっぷっ☆」
(えっ?)
あたしがキョトンとした顔をしてると…
「いやぁ!可愛いなぁ~と思って!」
「なっ、何を言うんですか?急に…」
「ごめんごめん!あっ!自己紹介がまだだったな!俺、3年の藤堂要。この前転校して来たんだ!よろしくな!」
「あっ!あたしは、2年の高田英里那です!宜しくお願いします!」
(えっ!この人が小夜子の言ってたイケメン?確かにカッコイい!)
こうして、2人は出逢ったのだった。
「あっ!気が付いた?」「ここは?」
「あぁ…保健室だよ!」「あたし…」
(まだ、ボーっとしてて何であたしがここに居るのか分かってない!)
ふと、顔を上げるとサッカー部のユニフォームを着た男子生徒が心配そうにあたしの顔を覗き込む。
「大丈夫?ごめんね~!?俺の打ったボールが君の顔面に直撃したみたいで…」
あぁ…そうだった。小夜子に連れられてサッカー部の練習を見に行って、ボーっとしてたらボールが顔面直撃したんだった。
「大丈夫?頭痛く無い?」
「あっ!大丈夫です!」「ごめんね~!?」
「いえいえ!ボーっとしてたあたしが悪いんです!」
「ぷっぷっぷっ☆」
(えっ?)
あたしがキョトンとした顔をしてると…
「いやぁ!可愛いなぁ~と思って!」
「なっ、何を言うんですか?急に…」
「ごめんごめん!あっ!自己紹介がまだだったな!俺、3年の藤堂要。この前転校して来たんだ!よろしくな!」
「あっ!あたしは、2年の高田英里那です!宜しくお願いします!」
(えっ!この人が小夜子の言ってたイケメン?確かにカッコイい!)
こうして、2人は出逢ったのだった。